歯科レーザーによる「いびき治療」
いびきは、「疲れている時にかくもの」「ただのうるさい音」と軽く見られがちですが、睡眠中に気道(空気の通り道)が狭くなり、呼吸がスムーズに行えていないことを示す身体からのサインです。
いびきをかいている間、身体は慢性的な酸素不足に陥っているため、睡眠時間は十分に確保していても、脳や身体がしっかりと休まっていません。また、いびきが常態化すると、睡眠時無呼吸症候群(SAS)へと進行するリスクがあり、高血圧や心疾患など全身の深刻な病気を引き起こす引き金となることも分かっています。
当院では、患者様の睡眠の質を向上させ、全身の健康を守るためのアプローチとして、身体への負担が少ない「レーザーを用いた機能的ないびき治療」をご提供しております。
このようなお悩みはありませんか?
- 家族やパートナーから「いびきがうるさい」「呼吸が止まっていた」と指摘された
- 朝起きた時、口腔内や喉がひどく乾燥している
- たっぷり寝たはずなのに、日中に強い眠気や倦怠感がある
- マウスピースや鼻呼吸テープなどのいびき対策グッズを試したが効果がなかった
- いびきは治したいが、メスを入れる外科手術には抵抗がある
- CPAP(シーパップ:睡眠時に装着するマスク型の呼吸器)の装着が煩わしい
なぜ「いびき」は起きるのか?
いびきが発生する主な原因は、睡眠中に喉の奥の筋肉が緩んで垂れ下がり、空気の通り道である気道が狭くなることにあります。狭くなった気道を空気が無理に通過しようとする際、周囲の緩んだ粘膜が振動して生じる音が「いびき」の正体です。
加齢による筋肉の衰え、肥満による首周りの脂肪の増加、疲労、アルコールの摂取などは筋肉の弛緩をさらに促すため、いびきを悪化させる大きな要因となります。また、口呼吸の習慣がある方は、舌が喉の奥に落ち込みやすくなるため、よりいびきをかきやすい状態にあります。
いびき治療で得られる3つの大きなメリット
睡眠の質が向上し、日中のパフォーマンスが上がる
気道が広がりスムーズな呼吸ができるようになることで、脳と身体に十分な酸素が行き渡り、質の高い深い睡眠(ノンレム睡眠)を得られるようになります。日中の強い眠気や慢性的な疲労感が和らぎ、集中力の向上が期待できます。
むし歯や歯周病のリスクを低減できる
いびきをかく方の多くは、睡眠中に口呼吸を行っています。口が開いたままになると、口腔内が極度に乾燥(ドライマウス)し、唾液による殺菌・自浄作用が働きません。いびきを改善して正しい鼻呼吸へと導くことは、口腔内の細菌繁殖を抑え、むし歯や歯周病を予防するという歯科的な観点からも非常に大きなメリットがあります。
装置の煩わしさから解放される
従来の代表的ないびき治療であるCPAP(鼻マスク)や睡眠時用の大型マウスピースは、毎晩装着する煩わしさや違和感から、途中で治療を挫折してしまう方が少なくありません。当院のレーザー治療であれば、就寝時に特別な装置を装着する必要がなく、自然な状態で快適な睡眠を得やすくなります。
ばば歯科クリニックのいびき治療の特徴
高性能歯科用レーザーを使用した治療法「NightLase®」
当院では、世界的な医療用レーザー機器メーカーであるFotona(フォトナ)社の「Light Walker®(ライトウォーカー)」を導入し、いびき治療に特化したプログラム「NightLase®(ナイトレーズ)」を実施しています。NightLase®は、レーザーの持つ「熱エネルギー」を応用し、喉の奥の粘膜に優しく働きかける画期的な治療法です。
NightLase®治療の仕組み
NightLase®では、特殊な波長のレーザー(Er:YAGレーザー)を、喉の奥の緩んだ粘膜(軟口蓋など)に照射します。レーザーの熱エネルギーが加わると、粘膜組織の内部にあるコラーゲン繊維が熱によって収縮。さらに、その後の治癒過程で新しいコラーゲンが生成されることで、緩んで垂れ下がっていた組織がリフトアップされ、気道が広く確保されるようになります。これにより、空気の通りがスムーズになり、いびきの振動音が軽減されるという仕組みです。
NightLase®によるいびき治療のメリット
メスを使わない、非侵襲的なアプローチ
喉の粘膜を切除したり縫合したりする外科手術ではないため、出血の心配がなく、身体への負担を大きく抑えることができます。
痛みに配慮した治療
組織の表面を優しく加熱する処置であるため、治療中は温かさを感じる程度で、基本的に局所麻酔を必要としません(痛みの感じ方には個人差があります)。
ダウンタイムがほとんどない
外科手術のような術後の激しい痛みや腫れが出にくく、治療直後から通常通りの食事や水分補給、日常生活への復帰が可能です。
NightLase®を活用したいびき治療のステップ
初診カウンセリングと口腔内診査
いびきの状況や睡眠状態について詳しくお伺いし、口腔内や喉の奥の形状を確認します。SAS(睡眠時無呼吸症候群)の疑いが強い重度な場合は、適切な医療機関をご紹介することもあります。
レーザー照射(1回目)
診療台に座っていただき、お口を開けた状態で喉の奥の粘膜にレーザーを照射します。照射時間はおおよそ15〜20分程度です。温かい感覚があるだけで、麻酔は使用しません。終了後はそのままご帰宅いただけます。
継続的な照射(2回目・3回目)
コラーゲンの生成を促し、組織の引き締め効果をしっかりと定着させるため、通常は数週間(約3〜4週間)ごとに計3回のレーザー照射を1つのサイクルとして推奨しております。
経過観察とメンテナンス
治療後は気道が広がり、いびきの軽減が期待できます。効果を持続させるため、患者様の状態に応じて半年〜1年ごとの追加照射(メンテナンス)をご案内する場合があります。
NightLase®治療の注意点(リスク・副作用)
- 効果の現れ方や痛みの感じ方には個人差があります。
- 照射後、数日間は喉のイガイガ感や乾燥感、軽い痛みが出ることがあります。
- 根本的な骨格が原因の重度な無呼吸症候群など、適応とならない場合があります。
- 効果を維持するために、定期的な追加照射(メンテナンス)が必要になります。
福岡市早良区・百道浜エリアでいびき治療ができる歯医者をお探しの方へ
「いびきを治したいけれど、どこに相談すればいいかわからない」「手術や大掛かりな装置は避けたい」とお悩みの方にとって、歯科用レーザーを用いたNightLase®は、非常にハードルが低く、試していただきやすい新しい選択肢です。
質の高い睡眠は、日々の活力の源であり、全身の健康を支える最も重要な土台です。ばば歯科クリニックでは「口腔内から全身の健康を見据える」という理念のもと、患者様の快適な睡眠とご家族の安心をサポートいたします。いびきに関するお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度、当院の初診カウンセリングへご相談ください。

